人間ってね、
完全なるリタイアってないと思うんですよ。
だってそうでしょ、生きている限りなんらかの役割分担はあるはずです。
それに人から頼りにされていると張り合いが出るでしょ。

(2005)
質問一覧
[01]アメリカとタイを年に4回往復
[02]アメリカでの仕事
[03]タイでの仕事
[04]パタヤの印象
[05]これからのパタヤ
[06]ロングステイを希望する日本人に一言
01
南国(以下N):ジュディさんはご主人のブルースさんとパタヤ北部のナクルアビーチにお住まいとのこと、もう何年になりますか?
ジュディ(以下J):はい今年で4年になります。ちょうどDusitリゾートの裏手にあるコンドミニアムに住んでおります。
N:アメリカではどこに住んでいたのですか?
J:出身はミシガン州です。その後シカゴ、ニューヨークと移り住み、最後に住んだのはテネシー州のナッシュビルです。
N:今でもご自宅はあるのですか?
J:はい、テネシーにあります。
N:誰がそこを?
J:息子と娘が管理しております。
N:アメリカにはどのくらいの頻度で帰国されるのですか?
J:その年によって違いますけど、多いときは年に4回ぐらいです。
N:へえ、4回もですか?
J:特に今年は息子が結婚することもあって帰国が多いんです。
N:ご自慢の息子さんだとか?
J:はい、今年地元の大学のロースクール(法学部)を卒業するんです。
N:将来は弁護士さんですか?
J:さあそれはわかりませんけど。
N:ご家族とは頻繁にコミュニケーションがあるのですか?
J:そうですね。パソコンやインターネットを教えてくれたのは子どもたちですから。
02
N:ジュディさんはアメリカでどんな仕事をされていたんですか?
J:学校の教師をしていました。中学、高校の。
いろいろな地域活動にも参加していました。
N:ご主人のブルースさんは?
J:ブルースは工業部品(パーツ)の工場を経営していました。
N:具体的には?
J:機械の部品が中心ですが、ディズニーランドのような遊園地にあるロボットや人形(機械仕掛けの)の部品を製作していたのです。
N:ご主人はパイロットでもあるそうですね。
J:エンジニア兼パイロットなんです。
N:というと?
J:主人は飛行機のエンジニアでもあるんです。
N:へえ、すごいですね。
J:そうなんです。自分で飛行機を作って自分で操縦してしまうんです。
なんというか機械いじりが好きで、メカに詳しく、冒険家なんですね。
03
N:タイではリタイア生活を楽しまれているのですか?
J:実は主人はタイでも仕事をしています。
N:やはり工業関係の?
J:そうです。
N:ジュディさんは?
J:実は私も完全にリタイヤというわけではないんです。
N:どんな活動をされているんですか?
J:浜辺をジョギングしたり、テニスをしたり、読書をしたりです。半分リタイアみたいなもんですが・・・
N:地域活動に興味がおありだとか?
J:現在はロータリークラブの会長と婦人会(レディースクラブ)の会長をやっています。
N:とても活動的ですね。
J:そうなんです。私はゆっくりするのも好きなんですが、グループ活動に参加するのも大好きなんです。
きょうもこれからロータリークラブの会合があるんですよ。
N:どうしてそんなにこなせるんですか?
J:人間ってね、完全なるリタイアってないと思うんですよ。
だってそうでしょ。生きている限りなんらかの役割分担はあるはずです。
それに人から頼りにされていると張り合いが出るでしょ。
N:誰かの役に立っている、という感覚はすばらしいですね。
J:それは喜びであり、学びです。また必ず自分の役にも立っているはずですから。
N:はあそうですね。このごろ無気力になりつつある日本人には痛い言葉です
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「タイ、パタヤロングステイの始め方」
他人がどうだとか、評判がどうだとか、
ガイドブックがどうだとかではなく、自分がどう感じるかが大切ではないでしょうか。
良いも悪いもすべてを身に受けるのは自分なのですから、ご自分の感覚が一番大切だと思います。

N:最初(4年前)に来られた時の印象は?
J:ひどいものでした。ネオンはぎらぎら、通りはくさいし、家々は粗末だしそれに・・・
言葉も通じず、習慣もわからず、友人もおらず・・・でしたからね。 おまけに・・・
Yおまけになんですか?
J:男性天国みないなイメージがあって、どう見ても・・・
不釣合いな白人男性とタイ人女性のカップルが歩いているのを見て違和感を感じたものです。
N:確かにそうですね。
J:いくらお金のためとは言え、あのような光景は悲しいと心を痛めたこともありました。
でも今は、それは仕方がない、そういう人生をチョイスしているのだという見方をするようになりました。
N:その後はあまり気にならなくなったそうですね。
J:全然気にならないということではありませんが、少なくともそこに行かなければ気にしなくて済みますから。
まあこれがパタヤの現実だと認識しています。
タイでは他都市でもそうなのですから。
N:1年ぐらいは苦しかったとか?
J:そうですね、タイ人とのコミュニケーションには苦労しました。今は英語を話せるお手伝いさんがいるので楽ですけど。
N:でもだんだん住めば都になったとか?
J:しだいに友人も増え、生活にも慣れてきましたから。
05
N:これからのパタヤをどんな風に展望していますか?
J:そうですね、パタヤもずいぶん変わってきていると思います。
N:だんだんクリーンになってきているということですか?
J:それもありますが、リゾート住宅地として拡大していることは確かです。
N:それはどんな風にですか?
J:今までは山側(海側に対して)にほとんど一戸建てやコンドはありませんでしたが、今は逆に建設ラッシュです。
N:不動産バブルとの噂もありますが?
J:熱に浮かされた部分もあると思いますが、パタヤに移り住む白人つまり西洋人の数は確実に増えていると思います。
N:コスモポリタン化していると?
J:その通りです。パタヤにおける西洋人居住比率はバンコクのそれを上回る勢いではないでしょうか?
N:どうしてそうなるのでしょうか?
J:やはり自国にない気候や物価、人の素朴さが良いのでしょうね。
バンコクからの距離、海辺の環境も地の利を感じさせるのでしょうね。
アメリカやヨーロッパだけでなく経済的に豊かな国からの退職者がこの土地へ移り住んでいます。
N:この現象は続くでしょうか?
J:続くと思います。夫婦単位で移住してくるケースはもっと多くなると思います。
N:プーケットやチェンマイとの比較では?
J:単純比較はできないと思いますが、バンコクから近いこと、海があること、商業地としての利便性(輸入食材などが充実している、各国料理がいつでも食べられる、大型ショッピングセンターがある近代的な病院がある等)は他都市よりも高いでしょうね。
06
N:最後に日本で海外移住やロングステイを考えている方に一言お願いします
J:そうですね、たいしたアドバイスはできないと思うんですけど・・・
まず、若い方には一生懸命働くことをお勧めしたいと思います。
N:というと?
J:私たちがここのコンドミニアムの最上階に住めるのも基本的には一生懸命仕事をしたからです。
多少「運」もあったかも知れませんが、大部分は勤勉によるものです。
宝くじに当たるようなことはそうあるものではありません。
若いうちは浪費せず効率よくお金をためることに専念すべきでしょうね。
N:これからリタイアされる方に何かアドバイスはありますか?
J:自分にあった場所をじっくり時間をかけて探すことだと思います。
N:わかりやすく言うと?
J:他人がどうだとか、評判がどうだとか、ガイドブックがどうだとか ではなく、自分がどう感じるかが大切ではないでしょうか。
良いも悪いもすべてを身に受けるのは自分なのですから、ご自分の感覚が一番大切だと思います。
やはり一定期間、現地にお住まいになって、この目で確かめていただき、肌で感じていただき、現地の人と触れ合っていただき・・・決める
これ以外にないと思いますよ。
ですから、それまでは南国名人さんのような場所で生活され、じっくりと検討されるのがいいのではないでしょうか?
N:そうですね、決めるのはそれからでも遅くはないですね。(弊社の宣伝ありがとうございます!)
J:特に不動産を決めるようなときは焦ってはいけない、ということです。
それともう1つ大切な点は、地域と関わるということだと思います。
スポーツや散歩をして、自分の健康を管理するのはもちろんですが地域の方と関わったり、誰かを助けたり、いろいろな活動に加わることが大切だと思います。
それによって自分の価値というか存在意義を持ち続けることができます。
第一それは楽しいこと、スリリングなことですから・・・
こういったことをしていれば、単なる引退生活ではなくもっと積極的で色鮮やかなリタイア生活が送れるはずです。
Y:その通りですね。ジュディさん。日本の皆様にも参考にしていただきたいと思います。
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